2013年2月27日水曜日

【FX】マイナス思考

私はかなりマイナス思考な人間です。
上司に『ポジティブポジティブ』と言われるほどです(´_`)

なぜこんなこと書くのか?と言うと、
世間ではプラス思考な人間が好まれる傾向にありますが、
投資では、
プラス思考な人間と
マイナス思考な人間、
どちらが投資に向いているか?と言うと
恐らくマイナス思考な人間だと思うからです。

EU加盟国のキプロス大統領選挙では、緊縮継続派が勝利しました。
よって、イタリアも緊縮継続派が勝利するだろう・・・と
多くの投資家は思ったことでしょう。
また日本では、日銀次期総裁に黒田氏が起用となり、
ますます、政府と日銀が歩調を合わせて、協力な金融緩和を実施していくのでは?
(プラス思考)という期待でロングポジションを取られた投資家も
かなり多くいたのでは?と思います。

ここで私がロングポジションをとらなかったのは、
不安要素の項目数が多くなってきたからです。

①イタリア総選挙
失業率が悪いこと。もしかしたら・・・
②アメリカの3月1日の歳出の強制削減問題
恐らく回避されると思いますが・・・
③スペインでは、ラホイ・スペイン首相や国民党関係者の不正資金受領疑惑
スペインで緊縮反対の大規模なデモが発生・・・失業率が著しく悪い・・・
④ニュージーランド中央銀行総裁とスイス中銀総裁の為替に対する発言
そろそろなにか手(介入?)を打ってくる可能性があるかもしれない・・・
⑤ECBドラギ総裁が欧州議会で「ユーロ圏経済見通しにリスクがある」と証言
ユーロ高懸念・・・
⑥イタリア第3位の金融機関の損失隠蔽問題
ユーロ圏全体を統括する銀行監督機関の設立構想案が困難な可能性・・・
⑦EU加盟国の失業率がじわじわ悪化。GDPもじわじわと減少傾向。
ドイツが悪化しているのが気がかりです・・・
⑧9・10月のドイツ総選挙はどうなるのか?
今後のポイントになりそう・・・
⑨日本のエネルギー問題。
輸入エネルギーが日本の財政を悪化させている・・・
⑩日本国債の崩落の可能性。
今後起こりうるかもしれません・・・
⑪新興国の不動産バブルの可能性。
今後起こりうるかもしれません・・・

上記のように、不安要素を自分なりに書きだすことがすごく重要です。
特に欧州の項目が多いことに気がつきます。
もしかしたら、13年も欧州に振り回されるのでは?
とマイナス思考な私は思ってしまいます。

参考までに。