2013年2月8日金曜日

【FX】ECBドラギ総裁のユーロ高注視発言

前日の利益確定売り、成功だったと思います。

【VIX指数】
13.50 ↑0.09(0.67%)

【本日知り得た不安要素】
①ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が
理事会後の記者会見でユーロ高が経済に及ぼす影響を注視する姿勢を示した。
今後、利下げを実施する可能性に含みを残した。
②イタリア第3位の金融機関の損失隠蔽問題を受けて、
ユーロ圏全体を統括する銀行監督機関の設立構想案が困難の可能性

【結論】
私はチャートを見ない派です。
ボラティリティ指数(VIX指数)は、参考にします。
なぜなら、
通貨の価値は、政治家のちょっとした発言や情報により
投資家の心理によって決まるからです。
チャートを見て、『下がったら買いだ!』と思ったら、
どんどん下がって痛い経験をした反省からです。
『落ちたナイフを拾うな!』という格言があるくらいです。

VIX指数は前日に比べ若干上がってます。
本日発表(8:50なのでそろそろ)の日本の12月の経常収支は赤字が予想されており、
昨日のドラギ発言によって、
円高に振れた下値から+1円、円安にもどしてます。
しかし、ユーロとスイスフランは、前日の高値突破は難しいかもしれません。
他通貨に関しても、G20で円安に対してなんからの発言があった場合、
円高に振れる可能性があります。
まあ、何と言ってもイタリアとスペインの政治問題でしょう・・・
来週は、昨日の高値突破は難しいと予想します。
しばらく様子見か、あるいは狭いレンジでの遊び程度とします。