私もロイターのコラムニストのカレツキー氏に共感してます。
イタリアの有権者は、緊縮政策に「NO」という答えを出し、
恐らくスペイン、フランス、オランダもイタリアに続く可能性があります。
そなってくると、ユーロ崩壊の可能性がでてきますね。
ユーロを離脱して、自国の通貨を復活させ、安い価格で、商品を輸出した方が、
雇用も生まれ、経済がより早く回復すると思います。
ユーロに加盟している限り、ドイツへ歩調をあわせて行動しなければならず、
このまま緊縮政策を継続していくと、
失業率とGDPがじわじわと悪化し、
やがて、国民の不安が政府に向けられ、
治安が悪化してくるのは必然なことかもしれません。
今後どうなっていくのか?
注意深く見守っていく必要があります。
日本の方は、金融緩和で、
期待からロングポジションを取りたいという心境はわかりますが、
そろそろショートポジションで攻めた方がベターな選択だと思います。
日本も借金が1100兆円を突破し、
さらに原発停止による輸入エネルギーの高騰(円安による)が、
せっかくのアベノミクス効果を相殺しています。
難しいですが、支出を減らす取り組みが必要だと思います。
アマゾンの人間オートメーションは行き過ぎだと思いますが、
事務作業をなるべく効率化してコストダウンを図るべきだと思います。
市役所や病院など本当に書類が多いですし、待たされすぎなので・・・
コンピュータにすべて行ってもらうように事務作業を簡素化すべきです。
そして、税金を、エネルギー分野を軸に、
また将来成長しそうな
IPS細胞や癌ワクチン、ロボットといった分野に投資した方が良いと思います。
日本は、借金が膨れ上がっても、全然大丈夫と言う人がいます。
原発の事故、高速道路のトンネル事故、エレベータの事故など
「安全」という言葉の信憑性が失われている時代です。
常に投資においては、
将来起こりうるリスクを予想して、慎重に投資していかなければなりません。
ですので、7日(木)の日銀・金融政策決定会合終了後、
マーケットの動きを見てから投資したいと思います。
参考までに。